【叢生】主訴:「前歯が目立ちやすく、笑うときに口元が気になる」インビザライン症例

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【叢生】主訴:「前歯が目立ちやすく、笑うときに口元が気になる」インビザライン症例
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こんにちは。大阪府大阪市にある森ノ宮ファミリー歯科です。
当院で人気の高いマウスピース型矯正装置(インビザライン:Invisalign)による治療例をご紹介します。
インビザラインは、透明で目立ちにくいマウスピースを装着することで歯並びを改善していく方法です。
従来のワイヤー矯正とは異なり食事や歯磨きの際に取り外せることができるため、快適に治療を進めていただけます。
当院の症例を通してインビザラインがどのような歯並びに有効なのか、治療期間はどのくらいかかるのか、費用はどのくらいかかるのかなど、これから矯正を始める方に具体的なイメージをつかんでいただければ幸いです。
「そもそもインビザラインって何?」と疑問に感じられた方や、インビザラインについての基礎知識を知りたい方は森ノ宮ファミリー歯科の「マウスピース矯正治療専門サイト」をご覧ください。
患者さんの主訴「前歯が目立ちやすく、笑うときに口元が気になる」
「前歯の出っ張り(出っ歯)を治したい」
とのご希望で、矯正相談にお越しくださいました。
見た目の悩みだけでなく、歯が重なり合って磨きにくいことや口が閉じにくいことで、日常生活にも不便さを感じていらっしゃいました。
|「前歯が目立ちやすく、笑うときに口元が気になる」について主治医の見解
診察の結果、上顎前突(出っ歯)と下顎の軽度叢生が確認されました。
前歯が前に出ていることで唇が閉じにくく、無意識に口が開いて口呼吸になることで、虫歯や歯周病のリスクが高まる状態でした。
原因には、遺伝要素だけでなく、子どもの頃の指しゃぶりや舌で前歯を押す癖など、後天的な習慣も影響していました。
【叢生】「前歯が目立ちやすく、笑うときに口元が気になる」インビザライン症例の治療内容と結果
|【初診時】問題の原因について主治医の考察
初診時写真で確認した歯並びの状態
上の前歯が前方に突き出し、下の前歯には軽度のガタつきが確認されました。
さらに歯石の付着も見られ、事前に行った歯周病検査では歯周病のリスクがあると判断いたしました。
口元が閉じにくく、日常的に口が開きがちで口呼吸の傾向も観察されました。
上顎前突の原因
上顎前突は、歯と顎の大きさの不一致や遺伝による骨格の特徴が主な原因です。
さらに、幼少期の指しゃぶりや舌で前歯を押す癖(舌癖)といった習慣も重なり、歯が前方へ押し出されるようになりました。
この歯並びを放置した場合のリスク
このまま放置すると、以下のリスクが考えられます。
- 口呼吸の影響で虫歯や歯周病のリスクがさらに高まる
- 口元の突出感が強くなり、笑ったときの印象が悪くなる
- 歯の重なりが強まり、歯磨きがますます難しくなる
- 顎への負担がかかり、将来的に顎関節の不調を起こす可能性がある
患者さまの悩みと治療の必要性
患者さまは「前歯の出っ張りを治したい」という希望を持って来院されました。
このまま放置すれば口元の突出がさらに目立ち、歯磨きがしづらい状態が続く恐れがあるため、マウスピース型矯正で歯並びを整える方針となり、必要に応じてスペースを確保しながら治療を進めることになりました。
|治療方針と治療方法について

上顎は便宜抜歯、下顎はIPRで整えるこだわり治療
今回の治療では、透明なマウスピース型矯正装置「インビザライン」を採用しました。
歯を並べるためのスペースを確保するために、上顎の両側第二小臼歯を2本抜歯する便宜抜歯を実施。
下顎は歯を抜かずに整えるため、IPR(アイピーアール/歯間拡大法)を併用しました。
IPR(歯間拡大法)のポイント
IPRは、歯と歯の間を0.2〜0.5mmだけわずかに削ることで、歯を抜かずにスペースを確保できる方法です。
これにより、無理に歯を抜かずに済むため、自然で美しい歯列を目指せるだけでなく、負担も抑えられます。
クリンチェックで治療を可視化
治療前には「クリンチェック」という3Dシミュレーションを行い、どのように歯が動いていくかを事前に確認します。
|【矯正開始12ヶ月】抜歯後のスペース確保と前突感の改善
上顎の両側第二小臼歯を2本抜歯し、インビザラインで歯を徐々に動かしました。
下顎はIPRを適用し、抜歯を避けて自然な歯列に調整しました。
1年経過した現在、前突感は大きく改善し、口元の閉じやすさも変わってきています。
|【顔つきの変化】「前歯が目立ちやすく、笑うときに口元が気になる」インビザライン症例

正面写真での変化
前突していた前歯が後ろに下がり、口元が自然に閉じやすくなったことで、正面からの表情がやわらかくなりました。
笑ったときの歯並びも整って見えるため、患者さま自身の笑顔にも自信が生まれています。
横顔写真での変化
外に張り出していた上唇のラインが自然に収まり、横顔の輪郭もすっきり見えるようになりました。
口呼吸が減ったことで口元の力みがなくなり、発音のしやすさも向上しています。
「【叢生】主訴:「前歯が目立ちやすく、笑うときに口元が気になる」インビザライン症例」のまとめ
初診時に抱えていた「出っ歯を治したい」というお悩みに対し、インビザライン矯正・便宜抜歯・IPRを組み合わせることで、見た目と清掃性の両方で大きな改善が得られました。
1年間で突出感は目立たなくなり、現在は理想的なかみ合わせと口元に仕上げる最終調整を進めています。
同じようなお悩みがある方も、ひとりで悩まずにご相談ください。
小さな不安も一緒に解消しながら、きれいな口元を目指しましょう。
|歯並びのお悩み、森ノ宮ファミリー歯科にご相談ください
「歯並びが気になるけど、治療に時間がかかるのはちょっと…」「私の歯並びでも、インビザラインで治るのかしら?」
そう思って、なかなか一歩踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
森ノ宮ファミリー歯科は、そんな皆様のお悩みを解消し、理想の笑顔へと導きます。
豊富な経験と実績を持つ森ノ宮ファミリー歯科では透明なマウスピース(インビザライン)矯正の治療をメインに行っております。
当院はインビザライン・プラチナ・エリート・プロバイダーに認定されており、矯正の専門知識・技術のあるスタッフが対応いたします。

最初から最後まで、担当医が責任を持って治療にあたります
インビザライン矯正はもちろん、噛み合わせなど歯に関するお悩みもお気軽にご相談ください。
森ノ宮ファミリー歯科の「マウスピース矯正治療専門サイト」より、お問い合わせをお待ちしております。