口腔外科について
親知らずの抜歯のほかにも
難しい外科処置を承ります
親知らずの抜歯や顎関節症の治療など、口腔や顎、顔面の外科的な疾患を扱います。外科処置は、簡単なようにみえても神経の損傷など思わぬ事故につながるリスクがあります。高度な技術や専門的素養を備えた歯科医師が責任をもって安全に治療します。他院での診断に不安や疑問を覚えた場合、セカンドオピニオンとしての診断も承っております。
こんな場合はご相談ください
- 口内のできものが気になる
- 顎が痛い
- 口を開くと顎から音がする
- 口内炎が気になる
- 親知らずが痛い
- 顎が小さい
- 親知らずを抜きたい
- 顎が出ている
当院の口腔外科
歯科用CTによる精度の高い検査
たとえば歯肉のなかで曲がって生えている親知らずの抜歯は根の位置や周辺の骨、神経、血管の位置など正確に把握して傷つけないように抜く必要があります。そのため歯科用CTによる3Dデータで事前に確認してから処置を行います。インプラントの埋入も同様で、CTをもとに正確で安全な手術が可能になります。
日本口腔外科学会
専門医による対応
当院は日本口腔外科学会専門医を取得した医師が、口腔外科の治療を行います。この資格を持つのは国内の歯科医師のわずか2%といわれ、その多くが総合病院や大学病院に所属していますので、クリニックでは本当に希少です。難易度の高い治療もお受けしますので、他院で断られたような場合も一度、ご来院ください。
口腔外科で対応する主な治療
親知らずの抜歯
親知らずは横向きや斜め向きに生えていたり、骨のなかに埋まっていたりと、生えかたがさまざまです。放置しているとむし歯や歯並びのトラブルにつながるほか、前の歯を押して炎症を起こしたり、神経にさわってしびれを起こしたりすることさえあります。抜歯が必要な場合は安全に確実に行います。
顎関節症
口を開くと顎が痛い、耳の下の関節がカクカクと音がするなどの症状です。噛み合わせのズレや無意識の歯ぎしり、食いしばり、緊張やストレスなど複合的な要因で発症するとみられます。スプリントいう専用のマウスピース、理学療法によるもみほぐしなどで治療します。
歯根端切除
歯の根までむし歯などが進行し、根の病巣が大きく、根管治療でも治癒が難しい場合は、歯根を外科的に切除することがあります。これにより歯根の温存につなげます。
施術範囲が大きい全顎治療
たとえば噛み合わせのズレや顎の骨の長さ不足など、歯や顎の骨格全体に関わる問題の場合、総合的な治療のための知識と経験が必要になります。口腔外科専門医が在籍するからこそできる治療があります。