治療後も安心の保証制度
セラミックなどの審美治療については、当院独自の5年間の保証制度があります。ただし良い状態で長持ちするためには、適切なアフターケアが必要です。硬いものを強く噛み過ぎないようアドバイスしたり、歯ぎしり、食いしばりがある場合はマウスピースをおすすめしたりすることもあります。
詰め物・被せ物の種類
CAD/CAM冠
セラミックとプラスチックを併せたハイブリッドレジンと呼ばれるもので、レジンより強度があり、見た目が自然です。被せ物については2023年からほぼすべての歯が保険適用となりました(インレーは不適用になります)。
FCK(銀歯)
フルキャストクラウンの略で保険適用の場合、パラジウム合金を使います。安くて丈夫ですが柔らかい銀の含有量が多いため、適合性度が劣ります。金属アレルギーのかたは使用できない材質です。
オールセラミック
セラミック素材100%の詰め物・被せ物で、変色や金属の溶け出しの心配がありません。強度があり、見た目も美しく、前歯など目立つ場所で使われることが多いです。
ハイブリッドセラミック
セラミックにプラスチックレジンを混ぜ合わせた素材です。強度、耐久性、費用、見た目の面でレジンとオールセラミックの中間に位置します。
メタルセラミック
(メタルボンド)
金属を裏打ちしたうえに、セラミックを盛りつけた被せ物です。しっかりした土台で強度を保ちながら、天然歯のような白さをかなえます。金属をゴールドにすることで、適合性を高め、再発リスクを減らすこともできます。
ジルコニア
ジルコニウムは人工ダイヤモンドともいわれ、硬くて丈夫でメタルフリーです。奥歯など強く噛む歯に使われることが多かったのですが、見た目も改善され、最近では前歯などにも使われるようになっています。
保険治療と自費治療の比較
保険診療 | 自費診療 | |
---|---|---|
材質 | プラスチック | セラミック・ジルコニア |
変色 | 経年的に変色しやすい | 変色しにくい |
変化 | 強度が弱いため変化が起きやすい | 強度が高く、変化が起きにくい |
摩耗 | すり減りやすい | すり減りにくく長持ち |