歯科衛生士が行う丁寧な予防処置

歯垢や歯石を取るスケーリングなどの処置は歯科医師や歯科衛生士だけに認められた医療行為です。通常の歯みがきなどで取りきれないものなので、1～3ヵ月に1度の定期的な通院を習慣づけましょう。むし歯や歯周病の早期発見・早期治療にもつながります。

位相差顕微鏡を用いた
精度の高い検査

口腔内から少量の歯垢を採取し、位相差顕微鏡で見るとたくさんの細菌が観察できます。その種類や数、活性度を調べ、状態に応じた予防や対策を考えます。口内環境を実際に目で見ることで、より的確に治療につなげることができます。

治療内容

プロフェッショナルケア

どうしてもたまってしまう歯垢や歯石を、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアで定期的に除去し、お口の健康を守ります。「治療のため」ではなく、「予防のため」に通う、かかりつけの歯科医院として、頼れるパートナーとなることを目指してまいります。

スケーリング

歯の隙間や歯ぐきのへりにたまりがちな歯垢や歯石をスケーラーという専用の器具で取り除きます。定期的に処置して清潔を保ちます。

PMTC

スケーリングやSRPの処置後に、歯の着色汚れの除去や歯面の滑沢化のために行います。専用の器具で、徹底的に清掃する予防処置です。

ブラッシング指導

毎日の歯みがきは予防の基本です。歯並びや口の形、みがき残しのクセなどを見ながら、一人ひとりに合ったブラッシングを指導させていただきます。

セルフケア

プロフェッショナルケアとともに欠かせないのが毎日のセルフケアです。歯みがきがもっとも大切ですが、足りない部分はデンタルフロス、歯間ブラシを使うことでフォローします。また食生活の見直しもアドバイスしますので、お気軽にご相談ください。自分の歯は自分で守るという意識を育てていきましょう。

歯みがき

歯科医院でのブラッシング指導を参考にして、みがきにくい部分を上手にみがくコツなどを実践しましょう。毎回丁寧にみがく習慣をつけてください。

補助清掃用具

歯と歯の間、奥歯、八重歯の隣の歯など、みがき残しやすい場所はフロスや歯間ブラシを活用します。歯周ポケットなどはタフトブラシが適しています。

食習慣の見直し

食後30分～1時間は口内が酸性に傾き、むし歯になりやすくなります。間食の回数はできるだけ減らし、糖分の多いお菓子や飲料水もなるべく控えましょう。